井上陽水 / 能古島の片想い [井上陽水]

♪ つきせぬ波のざわめく声に今夜は眠れそうにない浜辺に降りて裸足になればとどかぬ波のもどかしさ僕の声が君にとどいたら ・・・ ♪

この曲は、1972年12月に井上陽水がリリースした2枚目のオリジナル・アルバム『陽水II センチメンタル』の収録曲です。
この曲はまた、昨年(2105年)夏に公開された、福岡市の能古島(のこのしま)が舞台になった映画『なつやすみの巨匠』の主題歌になりました。

能古島(のこのしま)は、福岡県福岡市西区に所属する島で、博多湾の中央に浮かんでいます。
大都市の目の前にありながら僅か10分の船旅で都会の喧噪を忘れられるとあって、福岡市民の身近な行楽地として親しまれ、福岡でも屈指の菜の花・桜・コスモス・水仙の名所で、満開のころは一年で最も混雑します。

大分県中津市出身の私は、小学校のころTVで「のこのしまアイランドパーク」のCMを観て、親に連れて行ってくれるようにせがんだものでした。今でこそ、中津から博多までは電車で1時間ちょっとですが、当時は、列車で4時間近くかかり、そんなに簡単に行けるものではありませんでした。 (;^_^A

この曲の面白いのは、歌詞の中に「能古島」という言葉は、一度も出てこないんですね。

緩やかに流れるメロディーで、やさしく歌われるこの曲は、いつ聴いてもいいですね (^O^)/




井上陽水/陽水II センチメンタル



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